サヨナラ、学校化社会
上野 千鶴子
著
発行年月 |
2002年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
197p |
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大きさ |
19 |
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ジャンル |
和書 |
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ISBN |
9784811806662 |
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商品コード |
0102019711 |
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NDC分類 |
370.4 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=0102019711 |
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著者紹介
上野 千鶴子(著者):上野千鶴子(うえの・ちづこ)
1948年生まれ。社会学者。京都大学大学院博士課程終了。平安女学院短大、京都精華大学などをへて、現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授。
著者が「記念すべき処女喪失作品」と呼ぶ『セクシィ・ギャルの大研究』(82年)以来、フェミニズムの立場からメジャー論壇で話題を提供しつづけるかたわら、『女性学年報』を編集して日本の女性学を手弁当で育てあげた一人。在野の女性の集まりにも精力的に駆けつける。男社会とはげしく斬りむすぶその力の源泉を鶴見俊輔は、「自己をくり返しとらえなおすスタイル、かなり長い期間にわたって同時代の変動を見わたす力、男によりかからず老若の女たちを結ぶ大小さまざまのネットワーキングへの参加の3者の組み合わせ」と指摘する。
■本書は、著者はじめての教育・若者論をテーマとした作品。近著に『差異の政治学』(岩波書店)、『上野千鶴子が文学を社会学する』(朝日新聞社)、『ナショナリズムとジェンダー』(青土社)、『発情装置』(筑摩書房)がある。
内容
★「こんな不況でよかったね。
親や先生は将来のためにがんばりなさいと言うけれど、
そんな生き方はみんなカラ手形になりました」
★義務教育から大学院、2年間のオーバードクターを含む24年の学生生活。
そして偏差値四流校から東大までの教師生活。
学校教育の受益者にして被害者という上野千鶴子が直言!
★評価に怯える優等生シンドロームの東大生、
子育てに追い込まれた「音羽の母」。
学校的価値に覆われた息苦しい社会をどう超えるか。
★学校はけっして人生のすべてじゃない。
こちらがダメならあちらがある、会社がつぶれても私は生きられる……
多元的な価値を見いだし、生き抜く「知恵」をつけよう。
これは希望のメッセージです。
【2015.5.22】四六判の紙書籍は品切になりました。筑摩書房より刊行されている文庫版か、電子書籍版をごらんください。