内容説明
秋入学実施、就職率１００％の大学の学長が語る即戦力の育て方。
目次
第１章 グローバル時代の即戦力―なぜ就職率１００％は実現できたのか
第２章 学校歴から学習歴へ―グローバル時代の学歴とは何か
第３章 日本を知り、日本を伝える―世界に発信するためのリベラルアーツ
第４章 国際人として鍛える寮生活＆海外留学―人前に出せる大人を育てるために
第５章 未来への教訓―失敗こそ成功への道
第６章 新時代を画す教育力―秋田に「現代の松下村塾」を創る
第７章 いま再び、日出ずる国へ―地方から世界を変える人材が飛び立つ
巻末付録 ＡＩＵ現役学生アンケート
著者等紹介
中嶋嶺雄［ナカジマミネオ］
国際教養大学理事長・学長、国際社会学者。１９３６年長野県松本市生まれ。東京外国語大学中国科卒業。東京大学大学院社会学研究科修了、国際学修士（東京大学１９６０年）。社会学博士（東京大学１９８０年）。東京外国語大学教授。東京外国語大学学長（１９９５年～２００１年）。国立大学協会副会長、アジア太平洋大学交流機構（ＵＭＡＰ）初代国際事務総長、財団法人大学セミナー・ハウス理事長、文部科学省中央教育審議会委員、内閣教育再生会議有識者委員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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空崎紅茶美術館
4
AIUの存在は、以前放送された『カンブリア宮殿』（テレビ東京系）で知った。授業は全て英語、海外留学の義務化、全寮制（留学生との1対1のルームシェア）など、日本にいながらプレ留学ができる環境。それが、秋田県に。本当に、「革命」だなと感じた。大学生にもなって英語ができないと辛い思いをするが、本校は英語を通して学問をする上での「教養」を身に付けようとしている。頑張れば頑張るほど、学費の何倍もの価値を得ることができそうだ。極めつけは24時間365日開館している図書館。私の大学も、そうあってほしいと望んでしまう。2014/01/21
sonohey
3
絶対に留学したい学生と絶対に留学させる学校が出会うなら、これほど理想的な学びの場はない。夢をかなえるためにはハードなプログラム通り勉強せざるをえないのだから。HPによれば2019年度一般入試の倍率は13.9、図書館は変わらず24時間開館。革命は続く。2020/02/03
かんな
2
1学年の半数が留年Σ(￣▽￣;)⌉(^_^;)大丈夫空港近いから。2015/10/04
の
2
ここで行われている大学改革が他の大学に及んでいないところが気になるが、ここの取り組みは本当にすごい。2014/06/30
お抹茶
1
国際教養大学の学長が，学生の様子を通しながら教育理念を語る。自分の判断の根幹を支える逞しい知性であり，学生一人一人の行動哲学といえる教養を英語で学ぶ。異文化の他者との関係性をふまえた自己認識や柔軟性を持つタフな人材を育成するのが大学の責任。ＡＩＵでは，英語で学び，英語で世界に発信することを目指す。企業や個人がコミュニケーション革命を求められているのに，大学では誰も責任を持たず既得権擁護に汲々としていて，日本の国際的評価の凋落の元凶になっていると言う。知の開国を目指す。2019/07/04
