内容説明
本書は、光合成生物がいつ生まれ、どのように進化・多様化し、現在に至っているか、また人類とのかかわり合いの中で、今後どのように変わっていくと考えられるかを、進化系統学、生態学、生理学、ゲノム学、分子育種学など多方面の専門家が、それぞれの言葉でわかりやすく解説した、他に類をみない教科書です。
目次
1章 光合成生物という生命の生き方
2章 光合成の本質を探る
3章 光合成生物の歴史と多様性
4章 海・湖沼での光合成生物(藻類・水草)の暮らしとそれを支えるメカニズム
5章 陸上環境への適応と、環境シグナルの受容
6章 真核光合成生物のゲノム科学
7章 バイオテクノロジーの現状と課題
8章 人類がもたらす地球環境変動と植物
著者等紹介
三村徹郎[ミムラテツロウ]
1984年東京大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。東京大学助手。1990年兵庫県立姫路工業大学助教授。1994年一橋大学助教授、教授。2000年奈良女子大学教授。2004年神戸大学大学院理学研究科教授
川井浩史[カワイヒロシ]
1983年北海道大学大学院理学研究科博士課程修了。理学博士。北海道大学助手、講師。1993年神戸大学理学部助教授。1995年神戸大学内海域環境教育研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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