出版社内容情報
言語の数やバイリンガル、動物のことばや翻訳など、さまざまな言語や文化に触れた著者がことばについてやさしく愉快に語る。
【著者紹介】
1937年東京生まれ。言語学・文化人類学者。早稲田大学大学院修了。東京外国語大学、東京大学、早稲田大学、東京芸術大学などで教鞭をとる。著書に『花のある遠景』『異郷の景色』『ヒトかサルかと問われても』『食べる』『アフリカのことば』など。
内容説明
「青い」という語がなくても空や海の色は表現できる。世界のさまざまな地域を歩き、現地で多くの言語に触れた著者が、「ことば」についてやさしく楽しく語りかける。
目次
第1講 見方によって言語の数は変わる
第2講 バイリンガルとはなにか
第3講 ことばの「意味」とはなにか
第4講 ことばがわかる犬はこの世に存在しない
第5講 世界の言語に共通する七つの性質
第6講 ことばで世界を切り取る
第7講 第二言語とのつきあい方
補講 言語と音声
著者等紹介
西江雅之[ニシエマサユキ]
1937年東京生まれ。言語学・文化人類学者。早稲田大学大学院修了後、フルブライト奨学生としてカリフォルニア大学(UCLA)大学院に留学。主に東アフリカ、カリブ海域、インド洋諸島で言語と文化の研究に従事。ピジン・クレオル語研究のパイオニア的存在。東京外国語大学、東京大学、早稲田大学、東京芸術大学などで教鞭をとった。スワヒリ語文法、スワヒリ語辞典を二十代に独力で編纂。現代美術、現代音楽活動にも多く関わる。現在はアジア・アフリカ図書館館長、日本サウンドスケープ協会会長などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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