シェイクスピアの作品研究―戯曲と詩、音楽

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784269721401
  • NDC分類 932
  • Cコード C3098

内容説明

「百万の心」を持つと謳われるシェイクスピア。その珠玉の作品群についての論考10篇―生誕450年、没後400年を記念して広島に集う英文学研究者たちが、平和への願いとともに不滅の大劇作家・詩人に捧げるオマージュ。

目次

一八、一九世紀絵画における『夏の夜の夢』のパック像―道化、幼児、小鬼、「悪魔」
『十二夜』の神話の海
ふたつの価値観のなかで―ジュリー・テイモアの映画『タイタス』における“オナー・キリング”の要素
怒れる君主―『ロミオとジュリエット』におけるエスカラス大公の判断
『ジュリアス・シーザー』における解体と部分へのまなざし
『リア王』における怒りとその先
『マクベス』を観劇するジェイムズ一世―魔女、大逆罪、王位継承権
シェイクスピア劇における人物の行動規範と観客の共感の原理についての一考察
『シェイクスピアのソネット集』における黒い女再考―錬金術と黒い聖母崇拝からの考察
シェイクスピアの作品における音楽の使用―キッド、マーロウとの比較を通して

著者等紹介

熊谷次紘[クマガエツグヒロ]
広島修道大学名誉教授

松浦雄二[マツウラユウジ]
島根県立大学短期大学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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