出版社内容情報
1871年、使節団とともに、女子留学生の一員として渡米した津田梅子は、11年間かの地で教育を受け帰国。その成果を日本の女性のために役立てたいと願うが・・・・・・。日本の女子教育のパイオニアであり、シスターフッドを体現した津田梅子の足跡を、その内面や思索にも迫りつつ、最新の研究成果・豊富な資料をもとに解説する。
内容説明
1871年、使節団とともに、女子留学生の一員として渡米した津田梅子は、11年間かの地で教育を受け帰国。その成果を日本の女性のために役立てたいと願うが…。日本の女子教育のパイオニアであり、シスターフッドを体現した津田梅子の足跡を、その内面や思索にも迫りつつ、最新の研究成果・豊富な資料をもとに解説する1冊。
目次
序章 「この塾は女子に専門教育を与える最初の学校であります」
1章 アメリカへ
2章 「家庭生活」を学ぶ
3章 帰国
4章 再びアメリカへ
5章 希望に向かって
6章 夢の前進―学校設立へ
終章 「不思議な運命」を生きて―梅子が切り拓いたこと
著者等紹介
〓橋裕子[タカハシユウコ]
1980年、津田塾大学学芸学部英文学科卒業。米国カンザス大学大学院歴史学研究科修士課程修了、筑波大学大学院地域研究研究科修士課程修了、カンザス大学大学院教育学研究科博士課程修了(Ph.D.)。桜美林大学専任講師、同助教授を経て、1997年から津田塾大学助教授、2004年から同教授、2016年より同学長。著書に『津田梅子の社会史』(玉川大学出版部、2002年、アメリカ学会清水博賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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