岩波新書<br> 東南アジア史10講

個数:
電子版価格
¥990
  • 電書あり

岩波新書
東南アジア史10講

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ 新書判/ページ数 298p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004318835
  • NDC分類 223
  • Cコード C0222

出版社内容情報

ASEANによる統合の深化、民主化の進展と葛藤。日本とも関わりの深いこの地域は、歴史的にさまざまな試練を経ながらも、近年ますます存在感を高めている。最新の研究成果にもとづき、世界史との連関もふまえつつ、多様な民族・文化が往来し東西世界の要となってきた東南アジアの通史を学ぶ。「歴史10講」シリーズ第五弾。

内容説明

ASEANによる統合の深化、民主化の進展と葛藤―。日本とも関わりの深いこの地域は、歴史的に幾多の試練を経験しながらも、近年ますます存在感を高めている。最新の研究成果にもとづき、東アジア史・世界史との連関もふまえつつ、多様な人びと・文化が往来し、東西世界の交流の要となってきた東南アジアの通史を学ぶ。

目次

第1講 青銅器文化と初期国家の形成 先史時代~9世紀
第2講 中世国家の展開 10世紀~14世紀
第3講 交易の時代 15世紀~17世紀
第4講 東南アジアの近世 18世紀~19世紀前半
第5講 植民地支配による断絶と連続 19世紀後半~1930年代1
第6講 ナショナリズムの勃興 19世紀後半~1930年代2
第7講 第二次世界大戦と東南アジア諸国の独立 1940年代~1950年代
第8講 冷戦への主体的対応 1950年代半ば~1970年代半ば
第9講 経済発展・ASEAN10・民主化 1970年代半ば~1990年代
第10講 21世紀の東南アジア

著者等紹介

古田元夫[フルタモトオ]
1949年、東京都生まれ。1978年、東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。博士(学術)。東京大学教授を経て、現在、日越大学学長、東京大学名誉教授。専攻、ベトナム地域研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

skunk_c

74
岩波新書のヨーロッパの「10講」のシリーズからイメージするものとは異なり、東南アジアという地域を時代ごとに区切った概説的な歴史書。さらに特に近現代は国家単位(当然ASEANは重要な要素だが)の記述もあり、地域の概要をサクッと学ぶのには手頃。でも少し羅列的な感じがする。特に近現代は政治経済史が殆どで、文化については宗教が少しあるだけ(それもあまり彩りを感じない)。ローカルな音楽など面白いものもある(特にインドネシアやタイ)のに全く触れられていないのはちょっと残念。基礎知識を仕入れるツール的な読み方向きかな。2021/09/07

kawa

41
ASEAN10の国々の各々の歴史を古代から現在まで概説。一冊でこれだけの数の国の歴史を語るので、読みは正直しんどい。資料として保管しておいて、必要な時に、必要な国のところを参照が良いかも。そのためにも、国別の通史表のようなものがあったら良かったと思う。この地域への華人の進出が歴史的に著しく中国との関係や影響が色濃いこと、太平洋戦争時の日本の「大東亜解放」なるものが、ご都合主義でいいかげんなものであったことが印象的。2021/09/04

サアベドラ

35
東南アジア史を俯瞰的に概説する新書。2021年刊。著者の専門はベトナム現代史で、本書の記述も近代の植民地化以降の歴史が中心。アジアの東西を結ぶ結節点であったことから、古来より人や物の往来が多く周辺地域の政治変動の影響を多く受けてきた地域。琉球王国も重要プレイヤーだった15-17世紀の「交易の時代」、清の繁栄と人口爆発を受けての勢力図の変化や華僑、印僑の活動など興味深く読めた。植民地化ぐらいまではついて行けたが、近代以降は情報量に頭が追いつかなくなって流し読み。いずれ勉強し直して再挑戦したいところ。2022/08/20

まえぞう

29
これまでの10講シリーズが英仏などのヨーロッパの一国なのとは異なり、今回は東南アジア全体の歴史です。著者はベトナムが専門の方のようなので、少し偏りがありますが、まずまず東南アジアの全体が見渡せます。欧米的なまとまりではなく、違いを認め、相互に干渉しないというASEANのまとまり方は、これからの世界の試金石になるきもします。2021/07/01

A.T

26
19〜20世紀、タイを除く全ての東南アジア諸国が欧米の帝国主義による植民地支配に。20世紀は日本による侵略戦争による植民地化を経て、日本の敗戦により全ての地域で独立を勝ち取るものの、冷戦によって中国やソ連の介入、共産主義への傾倒が引き起こした戦争や内戦が続き… そしてついに本当に自立した東南アジア諸国連合ASEAN結成と21世紀の目覚ましい発展に喝采をおくる。ベトナム戦争〜カンボジアのポルポト派の内戦〜ソ連崩壊〜ASEAN加盟国10の実現が一連の繋がりで語られるダイナミックな解説にシビレました。2023/07/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18054615
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品