出版社内容情報
日本は「事実上、移民社会」と言われながら、安全・安心のうちに生きることができる条件を保障できていない――。入管での理不尽な死、技能実習生の過酷な孤立出産、外国人へのヘイトと監視の目……。シリアで、ウクライナで、世界各国で。国内外で苦境にある人々を見つめてきたジャーナリストの最新報告。
内容説明
入管での理不尽な死、技能実習生の過酷な孤立出産、外国人へのヘイトと監視の目…。シリアで、ウクライナで、世界各地で。国内外で苦境にある人々を見つめてきたジャーナリストの最新報告。
目次
1 ウクライナ難民の受け入れと、認定の壁
2 日本はアフガニスタンからの難民にどう向き合ってきたのか
3 入管法は今後どう変わるべきか
4 ウィシュマ・サンダマリさんの死―検証を阻むものは何か
5 仮放免者として生きること
6 孤立出産した技能実習生は、なぜ「罪」に問われたのか
7 「外国人だからアプリで監視」は許されるのか
8 公権力による差別と、求められる法整備
著者等紹介
安田菜津紀[ヤスダナツキ]
1987年神奈川県生まれ。認定NPO法人Dialogue for People(D4P)副代表/フォトジャーナリスト。D4Pはインターネットラジオ、各種オンライン講座の実施など精力的な発信を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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