素粒子論 (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 684p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784000298100
  • NDC分類 420.8
  • Cコード C3342

出版社内容情報

物質を構成する究極の要素としての素粒子.その素粒子の有り様を記述することは,すなわち物理の究極理論を記述することでもあった.しばしばそれは統一理論と呼ばれた.その理論がまさに大飛躍をしようとしていた時代に,牽引者であった湯川博士が編集担当したのが本書である.

内容説明

物質を構成する究極の要素としての素粒子。その素粒子の有り様を記述することは、物理の究極理論となる。それはまた素粒子間に働く力の統一理論でもある。世界中の研究者が、どのような構想で、その理論の構築に挑戦しようとしていたかを詳説する。

目次

第1部 素粒子(素粒子の発見;素粒子の論理)
第2部 光・電子の理論(光・電子系の記述;光・電子系の現象;量子電気力学の諸問題)
第3部 中間子・重粒子の理論(S行列の理論;ハミルトニアンの存在を仮定するS行列の理論;素粒子の対称性)
第4部 素粒子の構造(素粒子の複合模型;新自由度チャームおよび重レプトンの発見と素粒子模型の発展;非相対論的複合理論の適否とハドロンの対称性)
第5部 素粒子の統一理論(素粒子のひろがり;素粒子と時空)