出版社内容情報
アレクサンドル・ボグダーノフ[ボグダーノフ]
著・文・その他
佐藤 正則[サトウ マサノリ]
翻訳
内容説明
レーニンとの政治的抗争に破れ、表舞台を追われた、ボリシェヴィズムの代表的理論家・ボグダーノフ。レーニン著『唯物論と経験批判論』への反駁書である本書を通じて、科学的認識にもとづく史的唯物論を擁護する。ロシア・マルクス主義の誕生の現場にして、世紀転換期の思想史の一幕。いま甦る本邦初訳の古典。
目次
信仰と科学―V・イリインの著書『唯物論と経験批判論』について
付録(オルトドクス(L・I・アクセリロード)「『唯物論と経験批判論』書評」
アレクサンドル・A・ボグダーノフ「ロシアの読者はエルンスト・マッハになにを求めるべきか?」)
著者等紹介
佐藤正則[サトウマサノリ]
1970年、東京都生まれ。1998年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。2001年、同・修了。現在、九州大学大学院言語文化研究院助教授、博士(学術)。ロシア文化・思想史専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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