内容説明
スマートに人をだますことは楽しい。上手にだまされることもまた楽しい。―トリック、ミステリ、パズルの世界に精通した著者がくりひろげる、だましのテクニック。つらくせつない憂き世をしばし離れて、虚実の楽園へと読者をいざなう、たぐいまれな楽しみの本。
目次
奇術とミステリのあいだ
トリック世界のディプロマシー(権謀術数)
表が出たらぼくの勝ち、裏が出たらきみの負け
トリック・ランドのエジソンたち
ミステリのたくらみ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しょうご
2
相当前に神保町で見つけた本。「奇術は本来が視覚的なもの(p194)」とあったが、小説を読んでいても映像的に捉えるからこそダマされたと感じることもあるのかなと思った。2014/09/16
Kazuya Idesaki
0
いや、ほんと難しいって(´・ω・`)2015/05/31
アブストラ
0
おもに「ミステリマガジン」に連載したもの。松田氏の専門である手品だけでなくミステリ小説や映画のトリック撮影についても語られている。最後の50ページくらいはディクスン・カー論。おもしろい。2013/05/03
DWAT
0
★31999/11/22