朝倉現代物理学講座 〈11〉 素粒子 原康夫

朝倉現代物理学講座 〈11〉 素粒子 原康夫

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 205p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784254135718
  • NDC分類 429.6
  • Cコード C3342

出版社内容情報

物質の基本粒子とその相互作用を解明。〔内容〕素粒子の世界を探る/核力とπ中間子/ディラック方程式/ニュートリノ/奇妙な粒子/クォーク模型/レッジェ軌跡/パートン模型/電磁相互作用と弱い相互作用の統一理論/チャーム

【目次】
1. 序論
 1.1 素粒子とは
 1.2 素粒子の生成と消滅
 1.3 波動と粒子
 1.4 素粒子物理学
2. 素粒子の世界を探る
2.1 素粒子の検出
 2.2 素粒子と磁場――運動量と電荷の測定
 2.3 エネルギーの単位――電子ボルト(eV)
 2.4 荷電粒子の質量の測定
 2.5 衝突断面積
2.6 衝突断面積の計算
 2.7 素粒子の電荷分布の拡がり
 2.8 相対論力学
 2.9 高エネルギー加速器
3. 核力とπ中間子
3.1 力と場の粒子
 3.2 不確定性原理とπ中間子の質量
 3.3 湯川ポテンシャル
 3.4 3種類のπ中間子
 3.5 μ粒子の発見とπ中間子の発見
3.6 アイソスピン
 3.7 π中間子と核子の共鳴
 3.8 空間反転とパリティ
 3.9 π中間子のパリティ
4. ディラック方程式
4.1 ディラック方程式
 4.2 ディラック方程式の解
 4.3 電磁場のある場合のディラック方程式
 4.4 空孔理論
 4.5 陽電子の発見
4.6 重粒子数の保存則
4.7 反陽子と反中性子
 4.8 反粒子
 4.9 反粒子のパリティ
4.10 高エネルギーでの全断面積
5. ニュートリノ
5.1 β破壊と保存則
 5.2 ニュートリノの発明
 5.3 フェルミの理論
 5.4 ニュートリノの検証
 5.5 反ニュートリノ
5.6 μニュートリノと電子ニュートリノ
 5.7 パリティの破れ
5.8 4種類の基本的な相互作用
5.9 素粒子の分類
5.10 カレント・カレント相互作用
6. 奇妙な粒子
6.1 奇妙な粒子の発見
 6.2 奇妙な粒子の奇妙な性質――大きな断面積と長い寿命
 6.3 超多重項
 6.4 ハドロンの複合粒子模型
 6.5 SU(3)変換
6.6 八道説
6.7 Ω ̄粒子の予言と発見
 6.8 八道説の成功と複合粒子模型
6.9 中性K中間子
7. クォーク模型
7.1 クォーク模型
 7.2 クォーク模型と質量公式
 7.3 SU(6)模型
 7.4 大久保-ツヴァイグ-飯塚の規則
 7.5 クォークの色
7.6 弱い相互作用とクォーク模型
 7.7 クォーク探し
8. レッジェ軌跡
8.1 レッジェ軌跡
 8.2 ハドロンとレッジェ軌跡
 8.3 レッジェ軌跡とクォークの間に働く力
9. パートン模型
9.1 電子と核子の弾性散乱
 9.2 電子と核子の大角非弾性散乱とスケーリング
 9.3 パートン模型
 9.4 ニュートリノ・核子反応とパートン模型
 9.5 電子と陽電子の衝突
9.6 クォークの閉じ込め
10. 電磁相互作用と弱い相互作用の統一理論
10.1 弱い相互作用を媒介するWボゾン
 10.2 対称性の自発的な破れ
 10.3 電磁相互作用と弱い相互作用の統一理論
10.4 Z0ボゾンと中性カレント
 10.5 4元クォーク模型
 10.6 クォークとレプトンの対称性
10.7 6元模型
11. チャーム
11.1 チャーモニウムの発見
 11.2 チャーム粒子
 11.3 第5番目のレプトンとクォーク
12. 素粒子物理学の動向
12.1 クォークは何種類?
 12.2 存在が予想される新しい素粒子
 12.3 大統一理論
13. 付 録
13.1 場の量子論
 13.2 素粒子のデータ
14. 参考書
15. 問題の解答
16. 索 引

最近チェックした商品