内容説明
夜空に星座を探そう。200億光年の輝きを求める、初心者にもわかりやすい星のガイド。目で見る感覚に近い写真で星座探しの練習ができるように工夫。
目次
大星夜ギャラリー
季節の星座(春の星座;夏の星座;秋の星座;冬の星座;南半球の星座)
人類と天体の接点―星占いと黄道十二宮
太陽―変化する母なる星
月―一番近い天体
内惑星(水星・金星)を探そう
外惑星を探そう
彗星―宇宙の放浪者
流れ星・火球
日食・月食―天界の妙
惑星食・星食―月のいたずら
星空ウオッチング入門―見る・観る・撮る(双眼鏡で楽しむ;天体望遠鏡で観る;初めての写真撮影)
星を点に撮る―追尾撮影(全天88星座を訪ねる;大星夜のもとで;天体写真データ)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙
10
七夕の夜に。沖縄は暴風域真っ只中。最初のページから白鳥座デネブ、蠍座アンタレス、天の川、南十字星と暗黒星雲、S字状星雲、コールサック。今この時期に選ぶのに相応しい。中高生にはぜひこの本とセットに宮沢賢治「銀河鉄道の夜」を贈りたい。ギリシャ神話に夢中だった10歳の頃、初めて彗星を観た11歳、日蝕を観測した12歳の頃。父が星と繋がる喜びを教えてくれたのは5歳の頃。星の名を知らずとも美しさに感動を覚えるのに変わりはないけれど、名を知る事から深まる世界が在る。そんな喜びを感じられる一冊。夜空を見上げると心がすーっ2014/07/08