中公文庫<br> 近代日本の海外留学史

中公文庫
近代日本の海外留学史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 500p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784122019126
  • NDC分類 377.6
  • Cコード C1121

内容説明

幕末から明治の初めにかけて、幕府・諸藩は西欧の進んだ学問・技術を導入するため、多くの学生を欧米に派遣した。留学生たちは海外で何を学び、帰国後、どのような成果をあげたのか。近代日本の形成期における海外留学の実態とその特色を、豊富な文献を引用して詳述する。

目次

第1部 幕末期の留学(開国とオランダ留学生の派遣;長州・薩摩藩士のイギリス留学;幕府のロシア留学派遣と渡航解禁;幕府の英・仏の集団派遣;幕末期海外留学の意義;旧藩時代における国内遊学)
第2部 明治初半期の海外留学(新政府の留学政策と留学の流行;官費留学生の整理と「学制」;留学の国家的再構成;官費制の固定化と限定化;共存同衆と小野梓)

感想・レビュー

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iwasabi47

1
幕末~明治初期渡航視察留学の概論・制度史。多元(幕府・藩)→官製留学一元化の流れ。プレ留学として国内遊学も触れている。個別の事例は少し。附論「共同存衆と小野梓」2024/05/14

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