新潮文庫<br> 日本人への警告

新潮文庫
日本人への警告

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  • サイズ 文庫判/ページ数 264p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784101491028
  • NDC分類 304

内容説明

高度成長の時代は過ぎ、転換期の到来が叫ばれて久しい。なぜ日本はあのような経済成長が可能だったのか、そしてこれからの日本は?古代ギリシャ・ローマから現代まで、数々の文明の発展と衰亡を検証しながら、低成長時代の訪れとともに変貌を余儀なくされる日本的諸特質を明らかにし、石油文明の時代から知価革命の時代へ向けて、日本人のとるべき新しい生き方を提示する。

目次

日本人の幸福
日本人の錯覚
“中年”日本の憂愁
15年後の“定年社会”(1000万人を襲う憂鬱な祝儀;「定年」の社会経済学;「定年」の経営学;「定年」の家計学;生涯設計に発想の転換を)
エネルギーと文明
石油の文明から知恵の文化へ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akira

21
発刊は1988年。高度経済成長期を経てバブル崩壊の直前期。この時期の日本人の様子やその前後の動きがよくわかる。 どの時代も生きることは大変だと思うが、明日に希望を持てた時代というは羨ましい。 本書を通して気づくこと。それは30年経過し、正解と不正解が明確になったこと。統計データから見る未来予測、特に人口を元にしたものは概ね正解となる。コロナ危機もあり、10年後の予測も難しい昨今。それでも考えられる要素はある。まずはそこから考えてみること。 「統計を見ることは世の流行的見解や偏向に気付く一助となる」2021/09/19

みや

0
20年以上前の本なのに、いまの日本を見事に言い当ててる。2010/05/29

のんき

0
S63.10.25 5刷

つちのこ

0
新潮文庫版。1988.6.2読了1988/06/02

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