内容説明
修学旅行の夜行列車に、少年王ツタンカーメンがまぎれこんでいた!17歳で世を去った高貴のエジプト人、その黄金のマスクと魂のゆくえをめぐって幕をあける、驚天動地の大ロマン。サボテンと人魚、ピラミッドと夭折の王が、ウロボロスの輸のごとくしっぽを食いあい、サバの女王、左キンゴロー、トニー谷、ドリトル先生までが入り乱れて時空は大混乱―野田戯曲最高峰の噂は真実か。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mark.jr
4
言葉遊びというか駄洒落のオンパレードで、スゴいっちゃあスゴいですが、そのせいで(演じられる分には問題ないでしょうが)文章だと若干読み憎いような...。2024/01/10
えっ
1
若い頃ほど野田さんを楽しめなくなっていたけど、やっぱり怒涛の言葉遊びがかっこいい。言葉遊びといえばゴーゴリやブルガーコフの登場人物名の洒落が分からなくてちょっと悲しかった事があって、言葉を理解して楽しめるのってやっぱり良いなあと思った。2022/01/17
モリー・ブラウン
0
「惜しみなく愛は奪える、でも惜しんでちゃ奪えないものがある」
あほーす
0
これ読むなら唐十郎読めばいいじゃない、と思う程度には僕はひねくれた大人になってしまいました。2011/06/25
丰
0
Y-202008/08/07