新潮文庫<br> 旅ゆけば俳句

新潮文庫
旅ゆけば俳句

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  • サイズ 文庫判/ページ数 269p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784101378022
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0195

内容説明

論より吟行。たとえば冬の下関でふぐを食いながら俳句を詠む。たとえば秋の鎌倉で句会を催す。俳句にしても旅行にしても、そもそもは無用の用、だからこそ楽しく、しかし真面目にこれに取り組むべし。俳句とは必ず一つ季語が入り、五七五で成り立つミニ文芸であることをお忘れなく。―いずれおとらぬ俳人をゲストに、北へ南へ、あそびごころあふれる俳句ツアーへのご招待。

目次

冬の部(ひとひらのふくが青磁を離れたり;越前やとろりと青き冬の海;冬ざれの百万石のお庭かな)
春の部(つぎつぎに春の季題を食べにけり;筍にいま当りたる朝日かな;出刃1本発止と鰡を打ちにけり)
夏の部(稲妻も穂高も神の御意のまま;鮎の川すがたただしく流れけり;酌の指薄暮に白く鵜舟待つ)
秋の部(み仏のかんばせは青観月会;横綱がジャズ聴いてゐる夜長かな;秋の暮なまこ壁凝ッと動かざる)
新年の部(いま旅は大団円や初御空)

感想・レビュー

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みーふぃ

0
 あまり記憶にないのでーーー

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