MouRa<br> 靖国問題の核心

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MouRa
靖国問題の核心

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  • サイズ B6判/ページ数 174p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062135818
  • NDC分類 175.1
  • Cコード C0031

内容説明

内閣総理大臣のパフォーマンスや政争、外交問題の具と化してしまった“靖国”。置き去りにされているのは“英霊”ではないのか?現代日本の陥穽を象徴するかのように九段に建つ靖国神社。そこから一望できる皇居(天皇)焼け跡(戦争)と復興(現代)の日本。その日本に向けて三人の論客が“靖国の本質”を問う。

目次

第1章 はじめに―靖国神社とは何か(靖国問題の論点;イメージとしての「靖国神社」 ほか)
第2章 近代国家と戦争(国家祭祀と戦死者追悼;政教一致と祭政一致の混同 ほか)
第3章 大東亜戦争とは何だったか(市民宗教としての国家神道)
第4章 国民国家と天皇(中世の個人主義への回帰;「私」、「個」、「神」 ほか)

著者等紹介

三上治[ミカミオサム]
評論家。1941年、三重県生まれ。1960年安保闘争に参加。1962年社会主義学生同盟全国委員長。共産主義者同盟叛旗派最高指導者となる。1975年政治的実践活動から退き執筆活動に転じる

富岡幸一郎[トミオカコウイチロウ]
文芸評論家、関東学院大学教授。1957年、東京都生まれ。オピニオン誌『表現者』(イプシロン出版企画)の編集長も務めている

大窪一志[オオクボカズシ]
評論家、翻訳家。1946年、神奈川県生まれ。編集者を経て現在、フリーエディターとして活動しながら、著述・翻訳をおこなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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