出版社内容情報
中学生になるころからいろいろなことがわからなくなってくる.歴史や国語など勉強のこと,ともだちや親のこと.1人の中学生が先生とメールで話しながら,なにがわからないのか,大人になるってどういうことか,考えていく.
内容説明
中学生になるころからいろいろなことがわからなくなってくる。国語は何を勉強するものなのか、歴史ってなんなのか。ともだちや親についても、これまでとは違った感じになる。一人の中学生が先生とメールで話しながら、なぜ、どこがわからなくなってきたのか、また大人になるってどういうことなのか、考えていく。
目次
1 10歳からの旅立ち(「線」を引きはじめる;「冒険」がしたい! ほか)
2 13歳「わからなさ」のはじまり(「夕焼け」の体験;「旅人」になる ほか)
3 「学ぶこと」との出会い(地理―国と地図の間にある世界;国語―物語と現実の間にある世界 ほか)
4 家からの旅立ち(「ともだち」との出会い―「ケータイ」文化の中で;「親」とのわかれ)
5 「明日」があるさ―「ひとり成人式」へ向けて(大人になる目安ってあるんだろうか;「明日」がある ほか)
著者等紹介
村瀬学[ムラセマナブ]
1949年京都生まれ。同志社大学文学部卒業。心身障害児の施設職員を経て、現在同志社女子大学生活科学部教授。一貫して心の問題を探究しており、特に最近は青少年の社会的な立場について発言を続けている
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感想・レビュー
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みらい
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生物を勉強していると、ときどきすごくもやもやすることがある。いまだに忘れないのは、細胞の模式図。ぼくは「ミトコンドリアは細胞に1つ」だとずっと思っていた。だって教科書には1つしか書いてないから。先生にそのことを言ったら笑われた。でも、ぼくの疑問はそんなに変なこと?じゃあなんで核は1個しかないの??10代で学ぶ勉強を理解できる人は、「そういうものだ」と自然に受け入れている気がする。僕自信もほとんどスルーしてきたけど「中学に入ってから勉強がよくわからなくなる」ってこういうことなのかな、と改めて考えさせられた。2015/06/07
すて
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説明文苦手な人にはいいかも・・・2009/08/22
AKIRA
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まなびライブラリー(9月分)2021/09/30