石母田正著作集〈第1巻〉古代社会論(1)

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  • サイズ A5判/ページ数 363p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784000914017
  • NDC分類 210.08

出版社内容情報

1938-41年に発表された初期の古代史研究の論文4篇およびそれに関連した小篇2篇,ならびに歴史学研究会日本史部会での報告の草稿「古代における財産の形態」を収録.古代の村落・耕地・家族・婚姻・氏族等の実証研究.

内容説明

現代に問いかける鋭い問題意識―石母田史学の全容。

目次

1 天平十一年出雲国大税賑給歴名帳について(天平五年国郡未詳計帳;天平十一年出雲国大税賑給歴名帳 ほか)
2 奈良時代農民の婚姻形態に関する一考察―夫婦同居制並に別居制の一資料
3 王朝時代の村落の耕地―主として共同体的遺制としての(口分田の散在的形態;口分田の散在的形態の歴史的条件;小作地の散在的形態;遺制としての耕地の散在的形態 ほか)
4 古代村落の二つの問題(古代村落における土地問題;古代村落の歴史的環境 ほか)