出版社内容情報
百塔の街プラハの黄昏.ビアホール探検に行かないか.‘ピルゼン’の故国の醸造所今昔,‘バドワイザー’異聞,酒場の落書き,文学によむチェコ人の心.あとはビール,ビールである.前代未聞の都市ガイド!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
179
著者の松平誠氏は社会学者。プラハに東欧の少数民族問題の調査に赴いた際に、当地の民俗学者にそそのかされ、連夜のビール三昧。そうして、この本が誕生したらしい。人口120万人を擁するプラハには500件以上の(ロシアの社会学者の調査によれば904件とか)ビアホールがあるらしい。ビールの一人当たりの消費量はドイツを遥かに上回って世界一だ。本書は、チェコにおけるビール醸造やビアホールの歴史を語るのだが、読者対象が曖昧なために、どうも「帯に短し…」の感は否めない。それが、この登録数の少なさにつながっているのだろう。2015/04/11
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