... にっぽん部落」を名刺代わりに贈っておいたところ、次の飲み講で連中は欣喜雀躍してわれ勝ちに申された。「いや東京都の部落もこの辺の部落と変わりはないなあ」「あんたのとこのサムライもこの山国の者と志を同じゅうしとって欣快だよ」「特別、選挙が ...

... 部落』)から見た、十四軒の部落の住民たち、あるいは九一二世帯、五、一三二人の村人たちについて書かれているが、やがて ... にっぽん部落』『気違い部落から日本を見れば』(一九六七年)、『ニッポン気違い部落』(一九七三年)。そのほかにも『日本文化 ...

書評きみのる「にっぽん部落」岩波新書一五〇円きだみのる氏が東京の西の端、恩方村に住みついて以来十五、六年かけて得た部落についての報告である。べながら話してくれた生活の貧しさ、苦しさについては、まだ記憶に生々しい。しかし、部落の生活の根幹 ...

... にっぽん部落』岩波新書/中根千枝「タテ社会の人間関係』講談社現代新書/ 4 赤塚不二夫「天才バカボン」連載開始「週刊少年マガジン』/ s 川島武宜「日本人の法意識』岩波新書/ W 竹内好・武田泰淳「対談・私の中国文化大革命観」『文藝/ 10 鶴見良行 ...

... にっぽん部落』をお読みになれはすぐにわかりります。この本は、自然村がいかに健在であるかということを描いた書物なので、現代日本の社会を考える時、きださんの書物は、ぜひ読んでください。きださんは、日本の村というのは現節動物、ミミズみたいな ...

きみのる氏著のにっぽん部落の背景になった所とでもいうと分かりやすいかも知れませんが、東京の町田市というところは、今だに未解放部落が残存し、タブー化されています。ですから昨年の初めまで、ぼく達をのぞく多くの生徒は部落について何も知らず赤子 ...

... 部落=共同体とみる論者によってよく引かれるきだみのるの用いる部落ということばにも自然村という発想がある。きだは、前掲『にっぽん部落』において、「部落は村と違い自然集団で連綿と持分の土地に存在をつづけ、その掟とつき合い、保有地や、名前を ...

部落に関する若干の断章的考察きだ・みのるぼくは少し前から東南アジアに出かけ、最小の農村共同体、或は村落、聚落、もっと ... にっぽん部落』で部落の定義といくつかの特徴をあげておいた。ここでも必要なものをくり返し、書き落したものをつけ加えてお ...

... にっぽん部落ものいわぬ農民捷夫阿部知きだみのる大牟羅良岩手県・訳ン訳ン実訳訳 1 軍南記ェトナム戦争従軍記本の中の世界論文の書き方岡村昭彦知的生産の技術赤版清水幾太郎シナ思想と日本梅棹忠夫万葉秀歌上・下末川博人生論津田左右吉斉藤茂吉 ...