出版社内容情報
博物館に展示されている化石。もうめちゃくちゃかっこいい。
「自分もあんな感じで飾られてみたい!!」
そう思った方、少なからずおられるのではないでしょうか。
本書は、100万年後に博物館に所蔵されることを目標に、自分に関することを化石化する方法をまじめに探っていきます。
・きれいな骨を残すにはどうしたらいいの?
・100万年後の研究者を悩ますために、奇抜な痕跡を残すには?
・苦しむのは嫌なので、お手軽に痕跡だけを残したい!
・DNAまで残して、華麗に研究されたい
・愛しきペットと暮らした空間を残したい
・美しさを追求するために、自分の骨をオパール化したい!
こんなワガママな要求、この本なら満たせます。
ちなみに、化石化が実現しても、未来人に""発見""してもらえなければ意味がありません。
発見されやすい場所もばっちり考慮に入れて、全人類の化石化を完全サポート。
100万年後、ともに博物館で出会いましょう!
目次
入門編―化石化の基本のキ
洞窟編―人類化石実績No.1!
永久凍土編―自然の“冷凍庫”で
湿地遺体編―ほどよい“酢漬け”で
琥珀編―天然の樹脂に包まれて
火山灰編―鋳型として残る
石板編―建材やインテリアとしても有用
油母頁岩編―プラスチック樹脂できれいに保存
宝石編―美しく残る
タール編―黒色の美しさ
立体編―生きていたときの姿のままで
岩塊編―岩のタイムカプセル
番外編―再現不能の特殊環境?
あとがきにかえて―もしもあなたが後世研究者だったら
著者等紹介
土屋健[ツチヤケン]
オフィスジオパレオント代表。サイエンスライター。埼玉県生まれ。金沢大学大学院自然科学研究科で修士号を取得(専門は地質学、古生物学)。その後、科学雑誌『Newton』の編集記者、部長代理を経て独立し、現職。雑誌等への寄稿、著作多数
前田晴良[マエダハルヨシ]
九州大学総合研究博物館・教授。東京都品川区出身。元高校球児(外野手)。理学博士(東京大学)。アンモナイトにはまったのが運の尽きで、化石の道(=石道)から足を洗えずに今日に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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mae.dat
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