出版社内容情報
中世から近代までフランスの歴史をコンパクトにまとめた入門書。フランス史の研究では扱われることの少ない植民地や移民の歴史についても解説。図版を多用しながら幅広いテーマを扱うことにより、多くの学生に読みやすい構成となっている。
内容説明
中世から近代までフランスの歴史をコンパクトにまとめた入門書。フランス史の研究では扱われることの少ない植民地や移民の歴史についても解説。図版を多用しながら幅広いテーマを扱うことにより、多くの学生に読みやすい構成となっている。
目次
いまフランス史を学ぶということ
フランス史の時空間
近世フランスと「外」の世界
近世王国の社会と宗教
フランス革命からナポレオンへ
改新と変動の半世紀―復古王政から第二帝政まで
近代国家の形成と海外進出―多様性の共和国
学校と宗教
フランス経済の二世紀
大戦から大戦へ―変動する世界とフランス社会
戦後のフランスの政治と社会
フランスにとっての「ヨーロッパ」
植民地独立から多文化社会へ
著者等紹介
平野千果子[ヒラノチカコ]
1958年生まれ。現在、武蔵大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NY
8
非常に盛りだくさんな内容で感想をまとめられないが、フランスの出生率が戦間期に低く、移民を積極的に受け入れたもののドイツと水を開けられ、国力低下の一因になったことは興味深い事実だった。 フランスは長年、政治的、社会的に混沌とした状況が続くが、ここにきて仏語圏アフリカでは反仏感情が広がっている。アフリカでフランスのプレゼンスがさらに低下するとどのようなことが起こるのか。日本からはやや遠い世界の話だが気になるところだ。2023/09/11
スプリント
7
大学1〜2年生向けの一般教養レベルのフランス史の教本です。知識を増やすのは楽しい。2020/05/09
ルーシィー
0
手に取ったきっかけ W杯準決勝フランス(宗主国)対モロッコ(植民地)2022/12/20