現代社会の倫理を考える〈15〉情報の倫理学

現代社会の倫理を考える〈15〉情報の倫理学

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  • サイズ B6判/ページ数 172p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784621072707
  • NDC分類 150.8
  • Cコード C1312

内容説明

応用倫理学の最も新しい領域としての「情報倫理学」は、コンピュータ倫理学という性格をはるかに越える幅広い射程をもち、「高度情報化時代」におけるすべての応用倫理学にとっての基礎学としての役割を担うものである。本書はこのような課題に応えるべく、情報技術、表現の自由、プライバシー、知の所有などの問題群を、具体的な事例にもとづきつつわかりやすく解説した。

目次

第1章 情報倫理学とコンピュータ
第2章 「有害」な情報とその規制
第3章 プライバシーとはなにか
第4章 知を「所有」するとはいかなることか
第5章 情報問題としての「脳死と臓器移植」
第6章 情報の技術的「共有」をめぐって
第7章 情報倫理学と民主主義

著者等紹介

水谷雅彦[ミズタニマサヒコ]
1957年大阪府生まれ。京都大学文学部卒業。神戸大学講師、助教授を経て、現在、京都大学大学院文学研究科助教授。倫理学専攻。1999年から2000年にかけてプリンストン大学客員研究員
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