出版社内容情報
征服と植民により拡大・変容しつづけた中世盛期400年間のヨーロッパにおける中心と周縁のダイナミックな動きを事実と史料の厳密な考証によって再現させる試み。
内容説明
征服と植民により拡大・変容しつづけた中世盛期400年間のヨーロッパにおける中心と周縁のダイナミックな動きを、事実と文献史料の厳密な考証によって再現させた壮大な試み。ウルフソン歴史学賞受賞。
目次
ローマ・カトリック教世界の拡大
貴族の拡散
軍事技術と政治権力
征服者のイメージ
自由な村
新しい風景
植民都市と植民商人
ラテン・ヨーロッパ辺境における民族間関係(言語と法律;権力と血統)
ローマ教会とキリスト教の民
ヨーロッパのヨーロッパ化
ヨーロッパ拡張以後の政治社会学