私の憲法体験

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480863652
  • NDC分類 323.14
  • Cコード C0032

内容説明

昭和二〇年八月十五日東京大学安田講堂で天皇による終戦の詔勅を聴いた二十代後半の青年がその後の新憲法の制定過程に見たものはなにか。戦争の教訓は生かされたのか?今日の改正論議の問題点を問う。

目次

序章 戦争の教訓―「四四年戦争」のなかで
第1章 敗戦からの出発―皇族内閣の誕生
第2章 二つの「覚書」
第3章 憲法改正要綱
第4章 日本国憲法を読む
第5章 「自主」憲法と憲法「改正」
インタビュー 私の憲法体験

著者等紹介

日高六郎[ヒダカロクロウ]
1917年中華民国青島市に生まれる。1941年東京大学文学部卒業。東京大学、京都精華短期大学で教職に就いた後、執筆・言論活動に専念。長期のフランス生活を経て、日本に帰国。社会学者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

6
岩波新書『1960年5月19日』で有名。学部時代ゼミで参考にしたことを想起した。「一億総懺悔」(28頁~)。今は何に懺悔するのか。憲法を守ることを止めるのは、将来の懺悔になりそうだと想像しているのは私だけだろうか。時代に合わない新しい人権を条文化する必要もあるが、他のことは守るべきだと思える。条文には国民主権の文字は見当たらない(90頁)。著者はフランスに在住していたようだ(173頁)。「第九条は、第一次世界大戦後、世界の一般民衆に広がった平和志向と国際志向につながっています」(186頁)。憲法の世界化。2013/04/23

takao

2
ふむ2023/12/14

sansirou

1
一気に読んだ。憲法の持つ意味が本当に伝わってくる。彼の感覚をたくさんの日本人が共有できたら、日本も変わるな2017/03/16

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