出版社内容情報
冷戦下の戦いがどう繰り広げられていたのか
第二次世界大戦後、深まる米ソの対立。核戦争の恐怖、情報戦の拡張、そして「平和日本」に誕生した自衛隊。大国の論理に翻弄される世界情勢とそこに生きる人々の苦悩を、堀田善衞らが描く。
目次
1(蒼ざめた馬を見よ(五木寛之)
反共主義(長谷川四郎)
叢林の果て(辻邦生))
2(台所にいたスパイ(筒井康隆)
エスキモー(開高健)
「ゴジラ」の来る夜(武田泰淳))
3(F104(三島由紀夫)
草のつるぎ(野呂邦暢)
若鷲の歌(浅田次郎))
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