ジブリの哲学―変わるものと変わらないもの

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ジブリの哲学―変わるものと変わらないもの

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784000234955
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0095

出版社内容情報

世界中に愛されているアニメーション映画を,どのように創ってきたのか.そこには人との出会いがあり,大好きな映画を観てきた日々があり,プロデューサーとしての「戦略」がある.そして宮崎監督との日常の何気ない会話から生まれてきたこととは…….ものづくりの愉しさと,著者の熱い思いが伝わってくる,貴重なドキュメントエッセイ.

内容説明

世界中で愛されているアニメーション映画を、どのように作ってきたのか。そこには人との出会いがあり、大好きな映画を観てきた日々があり、プロデューサーとしての「戦略」がある。さらに、異分野・異世代の人たちと頻繁に語りあい、堀田善衛、加藤周一など時代をつくった人たちからも、直接に多くのことを学んできた。そして宮崎駿監督、高畑勲監督との日常の何気ない会話から生まれてきたことも…。ものづくりの愉しさと、著者の熱い思いが伝わってくる、ドキュメントエッセイ。

目次

1 ぼくらが考えてきたこと―ジブリ草創期から『千と千尋の神隠し』まで(スタジオジブリの一〇年;“町工場”ジブリ―『千と千尋』はディズニーに勝った ほか)
2 魅力のありかを伝えるために―ジブリ作品と制作者たちのこと(先輩後輩;イメージ・アルバムを作ろう ほか)
3 出逢った人 語り合った人(徳間社長と野間宏;公私混同の人 ほか)
4 時代の空気を吸いながら―我が履歴(家の履歴僕の経歴;受け身と消極の人生―小学生で観た『大菩薩峠』 ほか)

著者等紹介

鈴木敏夫[スズキトシオ]
株式会社スタジオジブリ代表取締役プロデューサー。1948年名古屋市生まれ。72年慶応義塾大学文学部卒業後、徳間書店に入社。『週刊アサヒ芸能』を経て、78年アニメーション雑誌『アニメージュ』の創刊に参加。副編集長、編集長を12年あまり務めるかたわら、84年『風の谷のナウシカ』、86年『天空の城ラピュタ』、88年『火垂るの墓』『となりのトトロ』、89年『魔女の宅急便』など一連の高畑勲・宮崎駿作品の製作に関わる。85年にはスタジオジブリの設立に参加、89年からスタジオジブリの専従に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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booklight

37
2011年発行のジブリの鈴木Pの雑文集。マーケターであり編集者であった、という感じ。ジブリの核ではないけど、営業面は任せて安心と、宮崎氏も高畑氏も思っていたんだろうな。歴史家の網野さんや日テレの氏家さんの話は新鮮。よく読んでいるという加藤周一と堀田善衛が気になる。煉瓦屋の様子をイメージをしながら、ニコニコの川上さんも出てきたりでなんだかおもしろい。ジブリの日テレ子会社化も、後継問題がたいへんだったんだろうなと思う。自分にとってジブリは宮崎氏の会社でいいと思うが、ちょっと寂しい人も多いんだろうな。中も外も。2023/09/23

Isamash

24
ジブリ鈴木敏夫があちこち書いたものを集めた2011年出版書。坊ちゃん高の名古屋の東海高校、慶應大から徳間書店、週刊アサヒ芸能という経歴は初めて知った。宮崎・高畑あってのジブリと思うし、関心があるのは宮崎駿なのだが、彼の発信や著作はどうも少なくて結果的に鈴木氏の本を読むことになってしまう。本書を読む限り、宣伝のみならず、宮崎映画の形づくりにも大きな貢献をしているらしい。本当なのか?宮崎は鈴木のことをどう思ってるのだろうか?「君たちはどう生きるか」を見た限りでは、ジブリ様世界を崩壊させるインコ大王が鈴木だが。2023/09/27

しーふぉ

23
鈴木敏夫さんの話しや文章が好きで、その鈴木さんが自分のネタ元は加藤周一さんだと紹介している。日本文学史序説読んでみたい。かなり難解らしいが…2020/09/22

冬眠

22
ジブリのプロデューサーである鈴木さんが語る、ジブリや御自身の歴史。トトロやラピュタくらいしか真面目に見たことはないので、決してファンといえるレベルではないけれど、ディズニーを敵に回して堂々としていられるジブリの姿勢にはとても感銘を受ける。テレビに出演されているのを見る限りは宮崎・高畑両監督に次ぐナンバー3のイメージではあるものの、もしかしたらこの人が実質的なトップなのではないかと読み進めるほどに思わされる。映画も面白いけど、その裏側の苦労話も同じく面白い2013/11/25

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

19
わが家の近所にあるアニメスタジオのプロデューサーが長年書きためた文章を「自分のためのデータベース」としてまとめた一冊。『変わるものと変わらないもの』という副題が付いています。実際、時代や作品の評価の高まりと共にジブリは変わり続けてきた事が本書を読むとよく分かります。作品中の女性像の変化を宮崎駿氏の【老い】と断じたりもしています。変わらないものは、変わってしまった状況を受け入れてその時々のベストを目指す姿勢なのかな、と思いました。宮崎駿氏と鈴木敏夫氏は、同じ時代に生まれた事を感謝したい人たちの一人です。2014/04/17

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