ステンレス鋼発明史

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 184p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784900041806
  • NDC分類 564.8
  • Cコード C0057

内容説明

「20世紀の金属材料」ともいわれるステンレス鋼は、今世紀、質量ともに驚異的な発展を遂げてきた。本書はステンレス鋼の必須合金元素であるクロムの発見に始まり、クロム鋼の基礎研究を発展させた科学者たちの足跡、やがて相次ぐステンレス基本鋼種の発明、その後の改良成分の開発による目覚ましい成長の跡を、原典や当時の資料にあたり訪ねたものである。

目次

第1部 芽生え―クロム鋼の研究(クロムの発見;貴金属入り合金鋼を研究;クロムを鉄鋼に合金 ほか)
第2部 誕生―ステンレス鋼の発明(ニッケル系ステンレス鋼の発明;刃物用ステンレス鋼の発明;フェライト系ステンレス鋼の発明者たち ほか)
第3部 改良鋼種の発達(18‐8鋼の改善;代用鋼から機能材料へ変身;析出硬化型の開発 ほか)

著者等紹介

鈴木隆志[スズキタカシ]
1923年宮城県に生まれる。1941年東北帝国大学金属材料研究所勤務(~1943)。1943年(財)不二越研究所勤務(~1945)。1946年日本金属工業(株)入社、金属材料研究所研究生(~1950)主にステンレス鋼、耐熱鋼の開発研究に従事。1967年工学博士(大阪大学)。1975年西山記念賞(鉄鋼協会)授章。1995年日本金属工業(株)退職。著書に(いずれも分担執筆)ステンレス鋼技術史(1983)[日金工]日本の塑性加工I(1986)[塑性加工学会]ステンレス鋼の選び方・使い方(1994)[規格協会]ステンレス鋼便覧3版(1995)[日刊工業新聞社]
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品