沢木興道―この古心の人〈上〉

沢木興道―この古心の人〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 478p/高さ 19X14cm
  • 商品コード 9784804610917
  • NDC分類 188.82
  • Cコード C0015

目次

悲惨な運命、最悪の環境(津市新東町の頃;むごい叔父の家にて;諸悪の巣窟に居て;高貴な世界の存在を知る;苦悩からの脱出を求めて)
正師に出逢う(永平寺への決死行;憂苦を踏破して天草へ;天草、寺の内と外;村中の褒めもの;一生変らぬ方向;丹波円通寺での行状;三泉・笛岡凌雲の門に投ず;笛岡凌雲会下の学道)
一兵卒・沢木才吉の面目(上等兵沢木才吉;南山と首山堡における奮戦;帰郷療養、再び戦線へ;凱旋、帰山、そして修行への旅)
不惜身命底の身心学道(猛烈勉強開始の頃;古仏道元の鉄鎚を蒙る;法隆寺佐伯定胤の会下にて;お袈裟参究への奇しき因縁;正法眼臓の参究へ;兵宗潭和尚との出逢い;松阪養泉寺単頭時代の行状;独坐3年、葦垣宮)
同行の善知識を得て(生涯の転機、大慈寺へ;不退転の信、無所得の禅;仏法狂の講師さん;第五高等学校の自然児;参禅学徒、個性の種々相;大智禅師への傾倒;大慈寺を去る;宗心寺住職交代問題の紛糾;大徹堂へ移った頃;悠々たる大徹堂の頃;万日山山居の生活)