ノベルゲームのシナリオ作成技法

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  • サイズ A5判/ページ数 231p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784798013992
  • NDC分類 797.9
  • Cコード C3055

内容説明

本書では、著者がソフトハウスでシナリオ執筆作業に従事した経験に基づき、シナリオライターが作業上注意するべき点や技術的なことなどを、解説した。

目次

第1章 シナリオライターの仕事
第2章 道具が先か、アイディアが先か
第3章 キャラ設定とネーミング
第4章 世界観と舞台、企画書
第5章 シナリオライティング基本の基本
第6章 シナリオ戦術1/地書きを制する者は…
第7章 シナリオ戦術2/セリフとドキュメント
第8章 シナリオ戦術3/構成と伏線
第9章 演出、立ち絵、声録り
第10章 デバッグ、そして作品を世に問う

著者等紹介

涼元悠一[スズモトユウイチ]
1969年静岡県清水市に生まれる。1987年静岡県立清水東高等学校卒業。1991年「我が青春の北西壁」で第16回集英社コバルトノベル大賞入選。1998年「青猫の街」で第10回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞。2000年株式会社ビジュアルアーツ入社。「Air(Key)」シナリオ統括兼サブシナリオ。2004年「CLANNAD(Key)」サブシナリオ。「planetarian~ちいさなほしのゆめ~(Key)」企画兼シナリオ。2005年株式会社ビジュアルアーツ退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くろまによん

3
懐かしの。久々に本棚から引っ張り出してきた。困ったときは読む。基礎的な内容だが、それがいかに大事か身に沁みる。著者も備忘録的に書いていると言っていたし。増補版出てるんだな。2015/02/19

洋平

2
CLANNADなどいわゆる「泣きゲー」に関する記述――人は状況次第で生理的に泣くようにできている。老いてはいずれ死ぬ全ての人が過去への憧憬(ノスタルジー)という感情を例外なく持っている云々――になるほど得心。 泣かせるためのテクニックにもある程度触れられているが、著者の言葉に 「そのスイッチをちょこっといじってやればプレイヤーは泣くんだろ?」という傲慢さは微塵もない。 伝わってくるのは人の感情を揺さ振ることの重大さ、危うさ。それを知るクリエイターならではの慎重さ。 この部分だけ妙に熱い。2012/02/25

ちぬ

1
かなり基本的事項が多いので、ある程度文章を書くのに慣れた人には微妙に感じるかも知れない。しかし、小説は書くけどゲームは初めてという人は小説とノベルゲームの作り方の違いなどに着目すると面白い。また、基本的な事項の確認としても良い。ちなみに著者が薦めているサキは非常に素晴らしい作家です。ていうか、この本読むよりサキの短編を一本精読した方がためになると思いますw(ある程度慣れた人は、ですが)。2011/05/29

葉月たまの

1
回想一人称と実況一人称の違いとか、色々ためになった。2008/12/17

初美

0
ノベルゲームの指南書。普段プレイしているゲームがどのように作られるのか勉強になりました。話にのめり込むとつい飛ばしがちな音声部分もじっくり味わいたくなりますね。具体的な工程が載っているのでシナリオライターを目指す方にオススメです。2011/11/03

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