応用塑性力学―塑性変形の力学と有限要素解析

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  • サイズ A5判/ページ数 322p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784563067373
  • NDC分類 501.33
  • Cコード C3053

内容説明

本書は、塑性力学を工業や工学に応用するときに必要な基本事項をまとめたものである。塑性力学の理解に最小限必要な材料力学や弾性力学の初歩的知識の整理からはじめ、塑性変形の各種解析法の基本を解説する。それを基礎に、実際の構造解析や塑性加工に必要な有限要素法による弾塑性解析を詳しく説明している。塑性力学に不可欠な数学を数学課題として必要な箇所で説明し、塑性力学発展の歴史や人物、質問コーナーを随所に挿入するなど初学者が興味をもって確実に理解できるように工夫している。

目次

静力学と一軸塑性変形
構造物の塑性設計
応力とひずみ
応力の座標変換
降伏条件
塑性構成式
二次元塑性加工問題
軸対称問題
すべり線場法
エネルギー法と上界法
塑性不安定
数理塑性力学
弾性有限要素法
弾塑性有限要素法
上界法への有限要素法の適用
剛塑性有限要素法
有限要素法の計算技術

著者等紹介

小坂田宏造[オサカダコウゾウ]
1970年京都大学大学院工学研究科機械工学専攻博士課程修了。工学博士。1970年神戸大学工学部助手。1971年神戸大学工学部助教授。1971~72年英国バーミンガム大学客員研究員。1984年広島大学工学部教授。1988年大阪大学基礎工学部教授。1996年大阪大学大学院基礎工学研究科教授。2003~04年日本塑性加工学会会長
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