ちくま文庫<br> ひょっこりひょうたん島〈1〉ライオン王国の巻 上

ちくま文庫
ひょっこりひょうたん島〈1〉ライオン王国の巻 上

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  • サイズ 文庫判/ページ数 540p/高さ 15X11cm
  • 商品コード 9784480027016
  • NDC分類 912.7
  • Cコード C0193

内容説明

あの“ひょうたん島”が帰ってきた。1964年4月から69年3月までNHK総合テレビで放映され、世代を越えた視聴者をひきつけた超人気番組の現存台本を初めて活字化する。第一巻では、ひょうたん島に遠足にきたサンデー先生と子どもたちが、折からの火山の爆発で切り離され、漂いだした島にとり残される。そこにダンディ、トラヒゲ、ガバチョなどが次々とあらわれて…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きき

18
まさかの昨年の誕生日に親から贈られた品、ひょっこりひょうたん島全13巻。ジブリの「おもひでぽろぽろ」で登場していて、当時はアニメは観ていなかったけれど歌はなぜか歌えるという(あと母親がずっと歌っていた)(その後NHKの再放送観てました)。「ドン・ガバチョの未来を信ずる音楽」とか、この時代には生まれなさそうな歌だよな〜〜とか、色んなところで時代を感じる。1巻はひょうたん島が漂流しはじめるところからスタート。サンデー先生達やトラヒゲ、ライオン…まだ素性がわからないけどわくわくする。ダンディが気になる。2021/07/05

katakuli365

5
懐かしい! ちくま文庫で全13巻 !長い時間ワクワク出来るぞと通読。しかしコミカルな会話主体の脚本に私がひょうたん島の世界観がイメージ出来ず。残念!悔しい!実は余り熱心には観ていない。ファンちゃうやん。1964年~69年放送で年齢がズレてるし、ミュージカル人形劇が以前は苦手だった。オリジナル版1229回分で現存8本、NHKでも簡単には観れない昔の映像は。1991年のリメイク版も、2003年のアンコールも見逃してる。YOUTUBEの一部映像や他の本でも世界観をつかんで13巻を読破したいです。2014/04/12

シャル

3
伝説ともいえる人形劇の脚本集。本放送は産まれる前なので自分が見たのはリメイクのそのまた再放送あたりか。リズミカルな会話と歌もさることながら、この劇の一番のポイントは純真で無鉄砲な子どもたちと、悪い意味で(そして多少はいい意味でも)いかにも大人な大人たちの対比になるだろうか。放送時にも思っていたが、演技がなく文字情報だけだと本当にろくでもない。ドン・ガバチョを筆頭に会議は踊り、言い訳は並べられ、行動後に無力を嘆く。そんな中、自分の欲望のために動きつつも子どもたちを見捨てられないダンディさんの意思が光る。2016/07/30

FK

2
 眼で活字を追いながらも、頭のなかでは当時の声優たちの声が鳴り響いてい る。そんな感じで読み進めた。たくさん挿入されている音楽の方は残念なこと にほとんど思い出せなかった。一度聴けばすぐ分かると思うのだが。  それにしても、もう一度観てみたいものだ。それはいまのところ叶わぬ夢で ある。復刻版のDVDはあるが、声優が変更されているので、つまりドン・ガバ チョ役の藤村有弘は故人なので、どうしようもなかったわけだ。  試しに借り出して読んでみたが、やはり面白いので続きを読んでたみようか と思っている。 2017/03/15

てらさか

0
うろ覚えの知識しかないのでじっくり読書する。サンデー先生はどれだけダンディさんが好きなんだ。トラヒゲの「おかあさま!」にくすくす笑い。博士もただの優等生ではなく「殺せ!」とか言っちゃうのが意外。そして欠番が悲しい。2017/02/12

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