東南アジアの伝統と発展

東南アジアの伝統と発展

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  • サイズ B6判/ページ数 462p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784124034134
  • NDC分類 209
  • Cコード C1320

目次

序章 東南アジアとはどんなところか
1 東南アジア史の曙
2 インド文明の伝来と国家の形成
3 古代「海のシルクロード」
4 東南アジア群島部における国家の発展
5 東南アジア古典世界の栄華に向けて―十三世紀までのインドシナ半島
6 中国船の来航と東南アジア群島部
7 歴史の大転換―十三世紀以降のインドシナ半島世界
8 イスラーム国家の形成
9 東南アジア群島部の「商業の時代」
10 東南アジア群島部における「商業の時代」から「開発の時代」へ
11 インドシナ伝統社会の変貌―近代への胎動

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

14
東南アジア地域の政治・文化史。時代の範囲は古代から近代までで、インドシナ半島・マレー半島・スマトラ島・ジャワ島に関する記述が多い。史実と伝説が入り混じる前半は正直退屈だったが、交易の記述が増える中盤以降は面白かった。 2015/08/18

sine_wave

6
近くの国々の近代までの歴史であるが、ほとんど初めて知った内容が多い。ヨーロッパの植民地になってしまう前はどうだったのかを知るにはとても参考になる内容である。ひとまとめするとすれば、海を利用した貿易に大活躍の歴史なんだろうか。2021/09/21

穀雨

1
東南アジアの歴史については、偶然出土した碑文や中国の史書など、限られた文字資料しか残されていない。そのため、大航海時代以前の歴史記述は、遺跡から出土した品々に関係した美術や宗教が中心となる。政治史中心の歴史記述に慣れ親しんだ者としては、少々読み進めるのに時間がかかった。2017/04/14

印度 洋一郎

1
インドと中国の交易の中継地として、歴史に登場した東南アジア。その歴史は常にインドと中国の経済の動きに影響されていた。そんな東南アジアを、ベトナムやカンボジアといった大陸側と、スマトラやジャワといった島々に分けて記述している。戦国時代に日本に来た南蛮人が、実際にはポルトガルと東南アジアのクレオールだったこと等興味深いエピソードも散見出来る。2009/12/02

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