内容説明
世界を闇から支配する四人姉妹ですらひれ伏す黒幕が、ついに動き出す。恐るべき某殺指令が、竜堂四兄弟の長兄・始に向けられた。そして、火と化した続、風を呼んだ終、水を奔らせた余に続いて、最後に変身する長兄は、どんな竜になって天を翔けるのか？ノベルス界に大衝撃を与えた超人気シリーズ、熱望の第４弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kagetrasama-aoi（葵・橘）
28
再読。満を持してとうとう長兄始さんが！竜種と牛種の戦い？中国の道教の思想が根底に？色々謎を残して第一部完。第二部が楽しみです。相変わらずの人智を越えている四人の戦いぶりが痛快( ☆∀☆)！ニューヨークでのワンシーン、紅竜王が巻き付いたトランプタワーって(゜ロ゜)！2021/01/27
マッピー
16
あれ？こんなに早く、竜種対牛種の話になったんだっけ？ すっかり忘れてる。…人間で戦うなよ、と天の神様に申したい。広いアメリカ大陸のどこかで、竜童四兄弟と、従姉妹の茉理（まつり）及び彼女を守る三銃士たちは離れ離れになったけど、とりあえず次巻は番外編だそうだ。３０年前に一度読んだきりとはいえ、展開を全く覚えていない。第二部以降、作者の政治的主張が激しくなって、急速につまらなくなったような気がしているけれど。2024/04/28
澪
9
「通りすがりの怪しい少年だよ。気にしないでおくれよ」―終 警察に向かってケンカを売った竜堂兄弟の叔母の言葉も好きだけど、この終の言葉も好き。怪しい少年って言われたら、気にしないなんて無理だよね。2011/03/22
浮草
7
1989年発行の本書。ニューヨークの場面ではエンパイアステートビル、トランプタワー、ツインタワーがドラゴンの止り木になっていました。現実界ではビルの運命はその後、テロで破壊されたり、持ち主が大統領になり、テロを扇動したと弾劾されたり…昔の小説を読むとまた違った歴史を感じます。2021/02/16
keisuke
6
再読。20年たってもたいして日本は変わってないな。2019/08/01
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- 和書
- ドイツ史 新版世界各国史
