内容説明
「あれは嘘だわ、嘘だったのね」と彼女は言う。もちろん、嘘さ。「まっ赤な嘘だったのね」あの程度の嘘を、まっ赤と言われても、ぼくは困るんだ。ほんのり赤いだけだよ。ほんのり赤ければ、どんな嘘も楽しい。彼女だって、ぼくを責めながら、素敵な笑顔でいるではないか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
りんご
6
片岡作品にしては泣けるストーリーのものがありました。2022/10/06
権蔵
2
バイクツーリングの描写はもちろん、それに付随する恋愛ストーリー、今の時代にも憧れのじょうけいを提供してくれる\(^o^)/2015/11/26
天城春香
1
バブルとオートバイのにほいがする。2012/11/09
TAC
0
87年読了
つぐみみ
0
祖母の家で見つけ、タイトルに惹かれて手に取ったた本。昭和61年、母が19歳の時に出版されたとのことだが、令和の今読んでもどこか懐かしい恋愛小説。2022/01/02