出版社内容情報
理工系学生にとって,数学は必要不可欠な道具だが,どうも自信がもてない,と感じている学生が多い.このシリーズは,執筆者自身が学生時代に経験した数学の「難所」をいくつか選びだし,それらの攻略法を解説する.
内容説明
数学嫌いになる理由に、grad,divいとうような記号の頻出、またベクトルやテンソルという見慣れない言葉の羅列が挙げられる。それらがすべてまとめて納得できるように解説された便利な本。
目次
1 ベクトルとスカラーの違い
2 ベクトルどうしの積の意味
3 場の概念に慣れよう
4 場の微分のとらえ方
5 やさしい場の積分
6 ガウスの定理がわかる
7 ストークスの定理をつかむ
8 テンソルとは何か
9 曲率を考える理由
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちぃ
3
ストークスの定理や曲率がのっている。また細かな数学用語を解説をする。grad,div,rotなどだ。div(grad)=ラプラシアンとなりラプラシアンは物理現象にしばしば見られる。2021/03/23
kkk
3
とあるスレに感化されて手をつけてみた。テンソルは面倒だったので省いた。初学者でもわかりやすい説明がされている。薄い本なので取り組みやすい。さらにつまづきやすいところがピックアップされているのでこまった時参考書代わりになる。ただし問題は最小限の例題しかない。2011/04/01
がりがり君
2
ベクトル解析を既に勉強した人が知識の整理に使う本という感じがした。2011/08/10
ユーザー名
2
テンソルからあとは読み飛ばし。凄く分かりやすいと思う。2011/06/04
ところてん
1
2回目読んだら意外と簡単でした。ベクトル解析についてある程度知識のある人が読むと、本当に身になる本なのかもしれません。2013/10/17