出版社内容情報
古代から最近までの暗号技術に関する解説書です。 特にネット関係、ブロックチェーン関係、ウイルス関係、量子コンピュータなど最近あるいはこれからの技術について重点的に平易に解説します。
暗号の本が多数出版されていますが、多くは数学者や専門家向けのものであったり、難解なものが多いです。
本書では難しい数学の話しは程々にして気軽に暗号について知ってもらえるように話題を集めています。
いまや暗号技術は我々の社会のあちこちで利用されており、知らず知らずのうちに暗号を利用しているかもしれません。
本書を読んでいただければその一部をうかがい知ることができます。
Chapter1 黎明期の暗号とその分類
Chapter2 近代暗号と暗号機械の誕生
Chapter3 エレクトロニクスと暗号技術
Chapter4 ネット時代の暗号技術
吹田智章[スイタトシアキ]
著・文・その他
内容説明
現代社会で必要不可欠な「暗号」についてやさしく、わくりやすく解説。エピソードを交えながら、古典的暗号から電子暗号まで、暗号が現代生活にどのように利用されているか、意外なところで活躍している暗号や、その仕組みを分かりやすく紹介。暗号とは?過去の暗号法を分類。試行錯誤から生まれた様々な暗号機械の登場と、戦後までを振り返り、暗号の入門書籍では語られることの少ないエレクトロニクスと暗号技術の深い関係を探る。サイバー時代に入ってからの様々な暗号技術の基礎とその応用、変遷などを紹介。
目次
第1部 黎明期の暗号とその分類(なぜ今、暗号がトレンドなのかデジタル技術で生かされる暗号テクノロジー;暗号の定義 ほか)
第2部 近代暗号と暗号機械の誕生―近代暗号史(拡張カサエル暗号;物理者が作った暗号機械 ほか)
第3部 エレクトロニクスと暗号技術(ハイパー・プロテクトAV編;通信編 ほか)
第4部 サイバー時代の暗号技術(共通鍵暗号;公開鍵暗号 ほか)
著者等紹介
吹田智章[スイタトシアキ]
理科学計測機器、半導体関連機器等の製造経験後、CPU組み込みシステムの開発、設計、半導体回路設計(PLD、ASIC)に従事。現在、執筆活動の他、技術開発支援、ICTコンサルティングなどに携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Lambda
Vc. Ghosh
ふら〜