... 農民哀史』を書くための資料」として、大正一四年五月一日から農民日記を書きはじめるが、「農民哀史」をまとめるためにも、まず農民解放の実践運動を先行させるべきだと考え、日記は中断される。そして、「野の魂と行動の記録」としてまとめられた「農民哀史 ...
... 農民哀史一野の魂と行動の記録渋谷定輔著東京勁草書房 1970 707p 図版 20cm 1200 円 611.98 【内容】付:時代的背景=渋谷定輔年譜(上木敏郎,渋谷定輔共編)「農民自治」「農民闘争」総目次◇農民哀史一野の魂と行動の記録渋谷定輔著東京勁草書房 1977.2 2 ...
... 農民哀史』を書くための一つの覚え書きなのです。それに『農民哀史』の表題をつけることはふさわしくないと考え「思想の科学』で一部発表したときは、「野の魂と行動の記録」としました。けれどもこんどは単行本なので、内容の時代性”をどのように表題化 ...
... 農民哀史』には〝野の魂の行動の記録"というサブタイトルがあり、一方は"根に挑む"と題されているように、年代に差はあれ、ともに資本主義社会の底辺で突き動かされている農村に身をおき、農業労働に心身をさいなみながらその現実を見すえ、変革の意志を ...
... 記録するから、君は『農民哀史』というようなもので............」の細井の言葉に ... 魂と肉体に凝集されているのです」(あとがき)と語り、「いつの日に農民哀史は終る ... 野の魂と行動の記録>としました」とも述べている(『土田杏村とその時代』十二・十 ...
... 農民哀史』の世界一出会い――とは三つの相互に矛盾を含む統一のうちにある。渋谷 ... 行動の主に一九三〇年代に関わる農村青年社会思想史的方法を連関させ一気に一〇〇 ... 野の魂と行動の記録おれは『女工哀史』を書く,君は『農民哀史』を書け, 48 年目に ...
... 農民運動・農民闘争の個別的研究は、六〇年代にはいってからその成果を示しだしているが、府県市町村が編さんするさまざまの歴史にはその地方の農民運動が記録 ... 哀史野の魂と行動の記録――』(一九七〇年二月)、北海道での四〇年にあまる活動を記述した五十嵐 ...
20世紀末の「村」: 長編ルポ 中西博之. 農民哀史=野の魂と行動の記録おれは『女工哀史』を書く、君は『農民哀史』を書け,半世紀後に約束を果たされた 2000 枚の結晶上巻詩集『野良に叫ぶ』出版まで下巻大正から昭和へ四六判/各 2000 円渋谷定輔詩集野良に ...
... 農民哀史〟は存在するという私の一つの視点から、遂に題名を『農民哀史』として、副題を<野の魂と行動の記録〉としました」とも述べている(『土田杏村とその時代』十二・十三合併号、昭四五・四月)。この主題と副題との関係が客観と主観の関係に照応して ...
日本農民文学入門 南雲道雄. から六年までの約一年半にわたる日記が中心であり、後者は一九六九年一年間、一日も欠かさず記されている。この二様の日記のあいだには、ほぼ半世紀に近い時間が流れているけれども、『農民哀史』には、“野の魂の行動の記録 ...