内容説明
日本中の鯨を訪ねて歩き考える散歩式くじら学でくじらと日本人の関係を発掘。今まで知らなかったいろんな関係が見えてくる。
目次
尾張―蓬莱の地にはじまる捕鯨
伊勢・志摩―土佐、西海へつながる捕鯨伝承の地
熊野―史跡や古文書にみる黒潮にあらわれる村々
紀州―「太地」を擁する鯨組発祥の地
摂津・播磨―造船の技術と南氷洋捕鯨への進出
瀬戸内―九州、西海進出した瀬戸内海の人々
土佐―海洋国と国防の思想
著者等紹介
小松正之[コマツマサユキ]
1953年岩手県生まれ。東北大学卒。エール大学院卒(MBA取得)。農学博士(東京大学)。水産庁漁業交渉官として捕鯨を担当。資源管理部参事官、漁場資源課長、国際捕鯨委員会(IWC)日本代表代理、国連食糧農業機関(FAO)水産委員会議長、インド洋マグロ漁業委員会日本代表などを歴任し、現在、独立行政法人水産総合研究センター理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。