岩波新書
戦後アジアと日本企業

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004307259
  • NDC分類 338.92
  • Cコード C0233

出版社内容情報

アジア諸国を震撼させた通貨危機を経て,いまアジア経済は大きな転換期を迎えている.日本企業はアジアにおいてどんな役割をはたしてきたのか.経済史の視点から半世紀に及ぶアジア進出の歴史をたどり,今後の関係を展望する.

内容説明

アジア諸国を震撼させた通貨危機。今、アジア経済は大きな転換期を迎えようとしている。戦後、日本企業はアジアにおいてどのような役割をはたしてきたのか。敗戦直後から通貨危機にいたるまで、経済史の視点から半世紀に及ぶアジア進出の歴史をたどり、これからの日本とアジア経済の行方を展望する。

目次

1 敗戦直後の状況
2 再進出の模索―一九五〇年代
3 円借款による市場開拓―一九六〇年代
4 直接投資への動き―一九七〇年代
5 日米貿易摩擦のなかで―一九八〇年代
6 アジア経済圏の発展とバブル化―一九九〇年代
7 アジア通貨危機―一九九七~九八年
8 アジアと日本企業のこれから―一九九九年

著者等紹介

小林英夫[コバヤシヒデオ]
1943年、東京に生まれる。1966年、東京都立大学経済学部卒業。東京都立大学経済学部助手、駒沢大学経済学部教授をへて、現在、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授。専攻、日本近現代史・アジア経済論
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