出版社内容情報
霞ヶ関は皇居、丸の内とあわせて独特の美しい景観を誇る、世界に例をみない中央官庁街である。近代国家の象徴として官庁街建設に夢をかけた政治家や、さまざまな工夫と試行錯誤を繰り返した有名無名の建築家・技術者、異国に活躍の場を求めた明治期の「御雇外国人」など、彼らの織りなす人間模様を描きつつ、今も時代の変化を映し続ける霞ヶ関を、個性的な近代建築の来歴で描き出す。写真多数収録。
内容説明
霞ヶ関は皇居、丸の内とあわせて独特の美しい景観を誇る、世界に例をみない中央官庁街である。近代国家の象徴として官庁街建設に夢をかけた政治家や、さまざまな工夫と試行錯誤を繰り返した有名無名の建築家・技術者、異国に活躍の場を求めた明治期の「御雇外国人」など、彼らの織りなす人間模様を描きつつ、今も時代の変化を映し続ける霞ヶ関を、個性的な近代建築の来歴で描き出す。写真多数収録。
目次
1 江戸から東京へ
2 江戸の武家地の行方
3 官庁街の建設に馳せる井上馨の夢
4 御雇外国人たち
5 明治・大正期官庁街素描
6 関東大震災と官庁街の復興
7 国会議事堂の建設
8 戦時下の霞ヶ関
9 戦後の霞ヶ関
著者等紹介
宮田章[ミヤタアキラ]
1942年(昭和17年)、東京に生まれる。日本大学理工学部建築学科卒業。建設省入省後、大臣官房審議官などを経て、現在、公共建築協会専務理事
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