内容説明
『スティット・パウエル&J.J.』―パウエル天才の気迫。『ナウズ・ザ・タイム』―パーカー枯淡の境地。ジャズを聴き、ジャズに惚れればあとは一直線。練り上げられた豊かな音の深みにはまりこむ。入門から中毒へ、お薦めの名演・名盤を紹介。
目次
サックス
トランペット
ピアノ
ギター・ヴァイブ
OTHERS
ボーカル
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひなっとぉ
7
83点…いわゆる名盤紹介の本とは違い、ほぼ文章のみ(アルバムのジャケット写真とか全くのってないし)の読み物です。後藤氏の文章には遊びがあって読みやすく、なるほどそれほどジャズに興味がない人が読んでも飽きないような気がする。氏のジャズとの付き合い方が垣間見れる名著です。2010/12/11
gtn
4
ジャズCD購入入門書としては最適の本である。著者の演奏者に対する愛情が深く、読み物としても面白い。2018/06/28
訪問者
2
最もよく聞くのはビル・エヴァンス、キース・ジャレット、ミッシェル・ペトルチアーニ、セロニアス・モンクと何故かピアニストばかりである。まあ、たまにマイルス・デイヴィスも聴くか。2021/10/07
AM
1
ジャズの世界を必要以上に近づきがたくしているのは、筆者のようなエリーティズムを気取った人たちで間違いないと思います。海外の書籍との圧倒的なクオリティの違いに愕然とする一冊。2016/10/30
H .Y.
1
10年前に新版が出ていますが、手持ちの旧をご紹介。 演奏楽器別にプレーヤーの特徴と代表作を解説。広く浅くだが、50近いアーティストの歴史にふれることができ、読みやすい。 いまはiTunesやYouTubeなどですぐに名作が聴けるので、ジャズの楽しみが広がる。 程よい知識がついた後は、ぜひLive Houseで生演奏の素晴らしさをモルトと共に味わいたい。