出版社内容情報
自分の居場所を見つけられなかった生徒たちは,カメラを手にすることでアイデンティティを獲得していく.定時制高校,インターナショナルスクールの生徒たちによる写真作品・文章で綴る〈自分さがしの旅〉.
内容説明
写真を撮るということは、まだ自分で気づいていない自分自身を撮ること。さまざまな問題に悩む六人の高校生たちが、カメラを通して、人と出会い、自分の本当の居場所を見つけ、“自分を生きる”ことができるようになった過程を、写真作品と文章でたどります。写真の持つ不思議な力に出会う本。
目次
1 写真を撮るってどういうこと?
2 写真は心のレントゲン―五人の写真部員たちの軌跡
3 友とかかわる社会とつながる―インターナショナルスクールの日本語教室から
4 こうして自分が見えてきた(写真と出会った僕;一八〇度の変身―写真との出会い;私のお父さん;空白の七年;私の宝物;運命の出会いに救われて)
高校生のフォトメッセージコンテスト
著者等紹介
野村訓[ノムラサトシ]
1955年大阪生まれ。龍谷大学大学院経済学研究科修士課程単位取得。専攻は人間疎外論。大阪府立大手前高校定時制課程の教諭(実習担当)として、総合学習と写真部で生徒たちに写真を指導。コンタクトプリント(ベタ焼き)を利用したユニークな指導法で、生徒たちののびのびとした才能や個性を引き出す。大手前高校定時制写真部からは、「高校生のフォトメッセージコンテスト」をはじめとして、数多くの写真コンクールでの入賞者を出している。大阪府高等学校芸術文化連盟写真部会員
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感想・レビュー
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