出版社内容情報
学級崩壊,少年事件,キレる子現象,いじめ,幼児虐待,援助交際,不登校….いま,子どもの世界では,何が起きているのか.危機の実態とその背景を解明し,これからの教育と子育ての考え方を実践例とともに提示する.
内容説明
小学校低学年で急速に広がり出した学級崩壊、キレて凶悪事件を引き起こす十代の少年たち、いじめ、引きこもり、幼児虐待、援助交際、不登校…。いま、子どもの世界では、何が起きているのか。危機の実像とそれをもたらした背景を丹念に解明し、子育てと教育を再生させる考え方と実践例を提示。従来の学校観や子育て観の転換を迫る。
目次
1 危機の実像(学級崩壊;新しい荒れ;いじめ;虐待)
2 危機の背景をさぐる(変化に取り残された学校;教師はなぜ力をなくしたのか;家庭の子育て力は低下したのか;大人と子どもの関係不全;子どもが問いかけていること)
3 危機からどう脱出するか(スクール・デモクラシーで学校再生を;「教え」から「学び」へ;子育てを社会化する;子どもと大人のパートナーシップ時代へ)
著者等紹介
尾木直樹[オギナオキ]
1947年滋賀県に生まれる。1971年早稲田大学教育学部卒業後、私立海城高校、東京都公立中学校教師を経て、現在、教育評論家、臨床教育研究所「虹」所長
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