岩波新書<br> 大臣

岩波新書
大臣

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  • サイズ 新書判/ページ数 232p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784004305583
  • NDC分類 310.4
  • Cコード C0231

出版社内容情報

1996年1月,橋本内閣の厚生大臣に就任.以後300日,薬害エイズ,介護保険法案,O-157,豊島産廃不法投棄と,さまざまな課題に直面するなかで,何を求め,どう動いたか.市民派政治家が体験した「大臣」という仕事の虚実を具体的に公開し,大臣・内閣,国会,官僚組織ひいては日本の政治の目指すべき姿を熱く説く.

内容説明

国民主権を真に実現するために、大臣は何をすべきか―。1996年1月、橋本内閣の厚生大臣に就任。薬害エイズ、O157などの課題に臨むなかで、何を考え、どう動いたか。「サイン会」と化している閣議の実態など「大臣」の仕事を公開し、憲法論議をふまえて、大臣、内閣、国会の本来の役割と、日本の政治の目指すべき姿を説く。

目次

第1章 議院内閣制における大臣
第2章 大臣の任期から考える
第3章 大臣三百日で見えたもの
第4章 大臣の仕事
第5章 座談 行政権とは何か(松下圭一;五十嵐敬喜;菅直人)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がんぞ

6
’98年の著作であり、厚生大臣としての閣僚経験を語りつつ、’96年9月設立の民主党のキャッチフレーズ“市民が主役の民主党”を解題し当時の議院内閣制が実質〈官僚支配政治〉であることへのカウンターとして、政治主導を志向する宣言書となっている。政治学者・松下圭一の「大衆国家」論=「市民」待望によって理論武装し、あらかじめ事務次官の会議合意によってお膳立てされゴールが決められている閣議の実態を変革し、憲法上は国務大臣である各閣僚は意見を述べる権利を持つと、投票による選民の優位のための副大臣制〈政治主導〉は実現した2019/11/19

daiyakaisei

1
出版された当時に購入したもの。まさか総理大臣にまでなるとは思ってなかった。2018/04/19

R

1
菅さんに聞いてみたい。何か変わりましたかって。2011/01/14

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