出版社内容情報
著者(一八九〇‐一九八〇)の生家青山氏は水戸藩士で,曾祖父・祖父は『大日本史』編纂局総裁などをつとめ,徳川斉昭や藤田幽谷・東湖父子とも近しく交わった.その祖父の残した日記や手紙,親戚故老の思い出話に基づいて,流血に明けくれる幕末水戸藩の内実,ひとびとの暮らしぶりをいきいきと描き出す. (解説 奈良本辰也)
内容説明
著者の生家青山氏は水戸藩士で、曾祖父・祖父は『大日本史』編纂局総裁などをつとめ、徳川斉昭や藤田幽谷・東湖父子とも近しく交わった。その祖父の残した日記や手紙、親戚故老の思い出話に基づいて、流血に明けてくれる幕末水戸藩の内実、ひとびとの暮らしぶりをいきいきと描き出す。