内容説明
建築を見るのが楽しくなる1冊。建物はただそれだけで建築なのではない。1つの建物に実用以上の意味を読みとるとき、建物は「建築」として私たちの前に姿をあらわす。ピラミッドから現代のポストモダン建築にいたるまで、建築史に残る代表的な作品を例にとりあげながら、建物はいかなる文脈から生まれるのか、そして時代や社会・文化、さらに一人一人の価値観のありように応じて建物にどのような意味が投影されるのかを解説する。文化としての建築を浮き彫りにするユニークな建築入門。
目次
1 建物には意味がある
2 西洋的伝統の展開
3 建物はどのようにして偉大になるか
著者等紹介
バランタイン,アンドリュー[バランタイン,アンドリュー][Ballantyne,Andrew]
建築家として出発。のちシェフィールド大学、バース大学をへて、現在ニューカッスル大学教授
西川健誠[ニシカワケンセイ]
1967年生。英文学。神戸市外国語大学外国語学部助教授
鈴木博之[スズキヒロユキ]
1945年生。建築史。東京大学大学院工学系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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