内容説明
プロフェッショナルとしてこの業界で生きていくための実践を33のtipにまとめて提供。本番システムのプログラミングや開発ツールについて心得ておくべきことなどの解説はもちろん、エンジニアリング部門のなかで仕事がどのようにまわっているか、リリースまでにコードがどのにように育っていくかなど、プログラマとその仕事をとりまくあらゆることについて実践的な提案を行なう。
目次
第1部 プロフェッショナルのプログラミング(本番システムのプログラミング;ツールを準備する)
第2部 人としてのスキル(自分自身のマネジメント;チームワーク)
第3部 企業の世界(会社の内部構造;ビジネスを考える)
第4部 未来に向かって(カイゼン)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
63
プログラマとして生きていくための心得帳。4部構成。第1部は、バグのないプログラムを作るためのテストやレビューの方法と、作業効率を上げるツールや自動化手法について。第2部は、人間的スキルとしてセルフマネジメントとチームワーク、人脈構築の方法論。第3部は、会社人間としてプロジェクト管理、ビジネスの進め方について。最後に、未来に向かって立ち止まらず、日々改善•勉強を積み重ねていく方法について。所々にのぞくシニカルな表現が楽しい。海外には職人気質で気難し屋で、社内政治にうんざりしているプログラマが多いようだ。2014/07/07
たいそ
4
原題は "New Programmer's Survival Manual"。なので、どちらかというと新人向けだが、「シームを見つける」「イディオマティックプログラミング」「プロプライエタリコード」「スプリント」「スパイクの発動」「NIH症候群」といった用語が参考になった。「同じ場所に留まっているために走らなければならない。」2013/06/01
よく読む
3
会社で生き残るための本。2017/12/10
miwarin
2
新人プログラマ向け。前半は技術的な話題(薄くなった「達人プログラマー」のような)、後半はメンターを見つけるとか人事評価対策など会社人としての心得。いいとこ取りしたようにつまみ食いできるのでサクサク読める。2013/11/06
みくじら
1
オライリーの本は読むのに気合がいるけれど、この本は読みやすいほう。 そして、日本人が読んでも共感ポイントがたくさん。2020/01/31
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- 和書
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